本当にやりたいことを実現する振り子の法則 快の人生ラインに変わる方法7

グレイトフルメソッドの猪上です

 

振り子のイメージは、なんとなくつかめてきたでしょうか

 

 

今回は、嫌なこと、嫌いなことに対して揺れる振り子

つまり不快の振り子に気付いたとき、

どう対処すればいいのかお話ししていきますね

 

 

不快の振り子を見つけることができたら、

その振り子に、まずは3カ月付き合ってみます

ひたすら観察をするのです

 

そうすると、感情を持っている限り、振り子は止まらないことが、

なんとなく分かってきます

 

 

どういうことが起きると嫌な気持ちになるのか、

自分は何に対して不快になるのかを、

まずは認識してください

 

 

 

ここで「感情」についてもお伝えしておきますね

 

感情には2段階あります

一つは、不快なことがあると反射的に出る感情、

これを一次感情といいます

これは反射的に出るものなので

自分でコントロールすることはできません

 

その次に起こるのが、「意味付けの二次感情」です

二次感情は、一次感情の上に意味を盛っていく感情です

 

例えば、やかんのお湯が足にかかって「熱い」と感じるのが一次感情

これはコントールできません

その後に出てくる、

「なんでこんなことになるんだ、誰がやかんを置いたんだ、今日はついてない!」といった、

一次感情に没入することで盛ってしまうのが二次感情なのです

 

二次感情によって、振り子はどんどん不快に振れていくわけです

 

 

失敗をしたとき、

1回目の失敗で「ああ、しまった」と思うのは仕方がありません

しかし、そこに不快の二次感情を盛って盛っていくと、

次々と失敗のシナリオを繰り返します

 

一次感情でハッと気付いて「まあ、仕方がない」と思えたら、

それ以上は失敗しないものです

失敗のシナリオに固定化されないようになります

 

 

自分の中の不快に出くわしたときは、

二次感情を盛らないことが重要です

二次感情を盛らなくなると、

いずれ自分が何を大事にしているのか分析ができるようになります

 

 

分析できたら、何にこだわっているのかを、

さらに自分に問いかけてほしいのです

 

しかし、すぐに新しい価値観の選択はしないでください

 

 

振り子の中で重要なキーワードに

過剰ポテンシャルという言葉があります

 

 

シンプルにいうと期待のしすぎです

「これは頑張ったからできるはず!」と期待値を上げれば上げるほど、

できなかったときに、反動で振り子はブーンと動きます

 

期待していることで動いた振り子が、

駄目だったことによって、また動くのです

 

 

すぐに新しい価値観を決めると過剰ポテンシャルになって、

「できない振り子」が振れてしまいます

「もうしない」ときっぱりと決めてしまったことは、

逆にしたくなってしまうのです

 

ですから、3カ月くらいは価値観の再選択をすることなく、

問いかけ続けてください

 

ここを飛ばすと、

反対に、マイナスの人生ラインを引き込む振り子を振ってしまいます

 

保留期間にすることが大事です

 

 

しつこいようですが、

保留期間、分析期間は必ず持ってください

この期間は、分析をしているので、

感情の波が起きないのです

感情の波が起きないということは、

振り子が止まり、凪になっていきます

 

凪になればシナリオが少し動きます

 

感情を見つめていく作業を淡々と進めてください

こうして、不快の振り子が一つ取れるのです

 

 

次回は保留期間が済んだ後のお話をしますね

今日もお付き合いありがとうございました