アメブロ集客の限界とリスクとは?
グレイトフルメソッド猪上素啓です。
いよいよアメブロ集客の終焉の時期がきました。
アメブロが登場したときから、アメブロの商用利用は禁止事項でしたが多くのコンサルタント・コーチ・セラピスト・士業・専門家の方が起業して最初にすることそれがアメブロ集客、みたいな風潮がありました。
私も例に漏れず起業したての頃はとりあえずやること無い時間はアメブロ集客に時間を費やしてきました。のほほんと更新していました。(だから売上が低かったのですね)
コンサルタント・コーチ・セラピスト・士業・専門家の方で名刺に表記しているのがアメブロのアドレスになっている方も多いですね。
しかしコンサルタント・コーチ・セラピスト・士業・専門家の方でアメブロのみで情報発信している方はいよいよアメブロから去る準備をしたほうがいいかもしれません。
アメブロの商用利用の規制がまずます厳しくなってきています。明らかに2018年はさらに厳しく整備されていく方向性になります。これから確実に削除されるアメブロユーザーが増えるので警告しておきます。
削除されるときは何の前触れもなく削除されます。
利用者からすれば悪いことしていないのに、住んでいるマンションの鍵を勝手に大家さんから変えられるような感じです。もちろん、追い出されても中にある家財道具(記事)は帰ってきません。
この勢いをつけているのが2016年に起きたDeNAが運営するキュレーションサイト『WELQ』のモラル事件。
詳しくはこちらから。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoppy/20161209-00065195/
引用抜粋 ーー
DeNAが運営する医療、健康に関する情報を取り扱う「WELQ」というサイトに掲載されている情報の信頼性に問題があった事があります。DeNAは「この情報(WELQに掲載されている情報)の信頼性を保証しない」と言い切った上で媒体の運営をしており、健康上の不安を抱えた人がたどり着くサイトに正確ではない情報、具体例として「肩こり」の原因について「霊的トラブルかも?お祓いしてみては?」と回答するような、斜め上どころか札幌に行くつもりがケニアに行ってしまったくらいの温度差がある回答がWELQではかつて大手を振って掲載されており、この「信頼性」に対する問題提起をした、、
ーー
これはDeNAの事件なのですが、こういうまとめサイトはアメブロを運用しているサイバーエージェントにもあります。DeNAの事件からすぐに閉鎖になりました。
この時点から明らかにアメブロ削除の加速度が上がってきています。かなりの数のアメブロの記事が非公開や削除になりました。
この事件から加速度的にコピペブログやスパムブログ、詐欺ビジネスのブログ、ネットワークビジネスなどのたまり場アメブロに強制捜査がはいっています。
特に、情報リテラシーの低いセラピスト系、インターネット儲かる系、コーチやカウンセラー、スピリチュアル系、協会ビジネス系で儲かりだしている方は目をつけられています。ドラスティックに淘汰されていく傾向にあります。
昔からこういうブログは淘汰され聞きましたが、バックアップしてすぐに復旧できるツールもあり、悪質なブログ記事がなくならないので、その流れや傾向が最近では加速度的に早まっています。
「いやいや私は真面目にやっていますよ。へんなこと書いていませんよ」
という方もいらっしゃると思います。しかし、そういうブログでも削除対象です。何故ならアメブロは商用利用が禁止だからです。もしかするとアメブロで毎日せっせと書いているブログが自分のマンションみたいに自分専用ブログだと勘違いしているのかもしれません。
アメブロは商用利用が禁止ということは利用規約に書いています。
Ameba利用規約
http://helps.ameba.jp/rules/post_104.html
簡単に言うと
・ビジネスをしてはダメ
・メルマガなどの個人情報は取得してはダメ
・商品・サービスを紹介してもダメ
と書かれています。
しかし、そんなのみんなやっているよ!
という方もいるでしょう。
そういう方がどんどんと加速度的に淘汰されているということなのです。
長く続けている方であれば「アメブロ削除」というキーワードは聞いたことはあると思います。
もし、あなたがアメブロユーザーなら、たまたま管理人さんが来ていないだけ、もしくはしっているけど泳がされている、ということを理解しておいた方が良いです。
実際、「アメブロ 削除された」検索してみださい、どれだけの方が犠牲になっているか?視覚的も理解できるはずです。
インターネット全般ではではグーグルが管理人です。管理人は定期的にインターネット全体をウロウロと巡回しています。そうして胡散臭い情報が淘汰されていきインターネット全体のクオリティを上げているのです。
今では検索の上位は質と量がちゃんとしているサイトしか上がらなくなっています。そして管理人の数が増えています。
誠実なコンサルタントやプロデューサーはこうなることは知っていました。私のクライアントもアメブロが無くなったとしても集客を実現できる対策をお伝えしています。
知識ある方は大丈夫だと思います。
もし、未だにアメブロだけが集客ツールなのであれば今回の2つの理由を把握した上で2018年アメブロ運営に役立ててください。
1:アメブロは巨大な広告媒体
アメブロのビジネスモデルは広告収入を目的とする巨大メディアサイトです。決して大げさな表現でもなんでもなく、ちょっと離れて見てみればすぐにわかることです。
コミュニティ色が強いブログサービスかつ、各カテゴリーやジャンルに分かれていて、登録ユーザーは整理された情報にリーチすることができ、コミュニケーションも自由に取ることができます。
そんな巨大なサイトに年間通して1億記事以上も誰かが投稿していて、これは、一日あたり数十万記事が投稿されているのです。
記事が増えれば増えるほどアメブロは広告収入が青天井なのです。そういった視点で見るとアメブロでガッツリブログを書いている人は所詮、アメーバブログに収益を渡している外注ライターさんに過ぎません。
しかも、無料で書いてくれる絶好の働き蟻なのです。かいてもらえれば、その記事に合わせた広告が表示されます。いい関係ですよね。
また月に1000円程度支払うと広告枠を外してくれるというオプションもあります。その意図もシンプルですね
広告させないなら入場料を払え!ということです。
アクセスを集められるブロガーはどんどん優遇します。芸能人や文化人ですね。反対にわけのわからん記事を書いてる問題児はサクッとアカウントを削除して終わりという虫けらみたいな扱いです。
アメブロを活用して儲かっている有名人の人はアメブロと「Win-Win」になるかもしれませんが、いつライターをクビにされるかわからない、つまり、いつブログが削除されるかわからない状況では、厳密に言うと、とても「Win-Win」とは言えないかもしれないですね。
そのことを理解した上アメブロを仕組みの一部としてサテライトとして活用する分には良いですが、100%アメブロオンリーな方は、その先に待っているのは明るい未来ではありません。時間をかけてコツコツ書きためた記事がビジネスの資産にならないどころか、一夜にしてゼロになるリスクが常にある状況になります。
2:アメブロ自体がGoogle評価で下がってきている
SEOとは検索エンジン対策です。検索エンジンとは売上に直結するので上位に表示したいですよね。
上位に表示させるならGoogleからの評価が必要です。しかもGoogleって日々進化していて賢すぎます。
上位表示されないというのはGoogleからの制裁(ペナルティ)を受けているからです。
すでに一部の人は、5年前と比べてアメブロにおける集客力の低下を如実に感じています。これは、アメブロ本体がGoogleからペナルティを食らっているという可能性が非常に高いということを意味します。
というか、アメブロのコンテンツを推し並べてみているとペナルティを食らってないわけがないと思うんですね。
なぜなら、コンテンツの量は多い方が良いですし、その方が広告収入も増えるのでわざわざコンテンツを削除する必要がないからです。なのに、定期的に整理しなければならないということは、質の悪いユーザーが増えているといううことです。そういう強制操作にいつでも遭遇する可能性があるということを意味します。
でも、これは当たり前のことです。
インターネットではアメブロは一つの情報サイトであってGoogleが品質を担保する管理人なのです。
コピペやリライトだらけで構成されていたとしても、一応コンテンツとして成立しているだけまだマシです。一方、アメブロはというと、スパムブログや詐欺ブログといった低質なブログだらけですし、情報弱者向けのセミナーや、再現性があるのか理解できないスピリチュアル、またはその裏にいるマルチ商法やネットワークビジネスへの勧誘、ワチャワチャとしている写真ばかりで内容はスカスカのブログだらけです。
また、更新できない連中の屍ブログも増える続けており、インターネットに責任を持っているGoogleが認めるコンテンツ水準を大きく下回っています。
SEOなので「ameblo.jp」というドメインを、Googleがどのようにジャッジするのか?
今ではGoogleの巡回ロボットは書いている内容が読めます。ブログの質を判断することが出来るのです。またコピペ記事はすぐにインターネットから排除されます。同一記事を判断するデーターベースが蓄積されています。
アメブロの中に低クオリティのかつ胡散臭いブログが大量にあるという実情は誰もが知るところであり悪質なユーザーが多いアメブロはどんどん評価は下がっていくのは当たり前の話です。
それぐらいGoogleは本気でインターネットのクオリティをあげようとしているんです。
アメブロの全てのブログというのは、全て「ameblo.jp」というドメインで運営されているのアメブロ内の誰かのブログがペナルティを食らったら、当然、「amblo.jp」の評価は下がるわけです。
つまり、アメブロで書いているブロガー全ての人にその影響が及ぶことになります。
となるとアメブロを運営しているサイバーエージェントはそういう対策をするのか?
それがユーザーの排除です。上記でも述べた、定期的に巡回して一斉に整理をかけるというアクションですね。
その気になればすぐに実施できますし、リスクヘッジの確実性も圧倒的に高いことがわかります。
ただ、整理されても、ブログが生き残ったとしても、Googleからの評価はすぐには上がりませんし、今後も上がるという保証はありません。
という状況なのですが
いちばんタチが悪いのが、アメブロコンサル。明らかに情報リテラシーが低い連中を、コンサルタント・コーチ・セラピスト・士業・専門家の方として起業したら皆やっているから、、ということでアメブロで集客を教えますが、本音はアメブロから離れた方が良いというのは、当然知っています。
理由はそこそこ上手く行っているアメブロコンサルはワードプレスで集客しているからです。
ちょっと前まで
「アメブロに書くといいよ」
とか言っていた人が、急に
「ワードプレスを持っておいた方が良い」
「もうアメブロでは集客しない方が良い」
といったことを普通に言いだします。
アメブロコンサルがFacebookコンサルに肩書を変えるとかも日常茶飯事です。(余談ですがFacebookもそれ一本でビジネスが成り立つかというと相当の労力が必要です)
アメブロコンサルが「商用利用はできません。いつ削除されてもアメブロに責任はありません」とか言えるわけ無いですよね。
アメブロ集客のリスクが加速していくことは、WEBマーケティングを専門とするコンサルタントであれば、そんなことはもう何年も前からわかっていて真実を伝え続けるのが普通です。
なぜ、アメブロコンサルがそんな大事なことを隠したり濁したりしているかというとアメブロはリテラシーの低い情報弱者だらけだからです。
それって、コンサルタントにとっては集客しやすいし儲けやすいということを意味します。
要は、情報リテラシーが低い方が相手なのでスキルがなくても収益になるということです。
あるいは、アメブロコンサル自体がアメブロでしか集客ができないから、そもそも情報弱者なのかもしれないですね。「アメブロは危険だ」って言ってしまったら、瞬時に自分の収入を失うことになるわけです。そんなことしないですよね。
しかし現実はアメブロに記事をどれだけ溜め込んでいっても、あなたの資産にもなりません。
それはボロアパートにずっと住んでいて隣人は皆貧乏だけど、キラキラした所、見せないと!
と健気に頑張っているちょっと痛い感じにみえているかも?
今ではターゲットユーザーもユーザーもリテラシーが上がっているのでバレていると思うのですね。
それなりに高額な商品・サービスを受ける時に見た目はキレイにしているけど結局ボロアパート改築の人から高単価ビジネスを受けようと思いますか?
ということです。
本当に何もわかっていないアメブロコンサルは、女性で起業間近の情報リテラシーの低い方をターゲットにしているので、未だにアメブロ集客の指導を伝え続けています。
アメブロ集客のリスクを知らずに指導しているコンサルタントは、発信に「アメブロ最高!」「皆やっているよ!」という感じで悪質です。
まとめ
アメブロを筆頭として、自分がコントロールできないメディアをメインとして使い続けるのはやめましょうということです。
「アメブロ」は、ボロアパートで管理人がルールを勝手に変える、リスクしかないの最悪な状況といえます。
趣味でやっているなら何も気にすることはないですが、コンサルタント・コーチ・セラピスト・士業・専門家ビジネスとしてブログを運用しているのであれば独自のメディアはワードプレスにて仕組み化をしたほうが健全です。
ユーザーもアメブロしかもっていないのは大丈なのか?気付きだしています。
ボロアパートの住人に、わざわざ人生を変えるようなお願いはできないですよね
またアメブロでしか情報配信をしていない人は半年程度で消える人が多くないですか?順調に成果が出せれば続くはずですよね。それは思ったような成果が出ていないという理由と仕組みのことを理解していないという意味になります。
さいごに
私はアメブロ集客を全否定するつもりはありません。現在のアメブロも捨てる必要は感じていません。
理由はシンプルです。他で広まるビジネスモデルができているからです。
アメブロやFacebookを始めとする無料SNSは、衛星サイトとして広まるビジネスモデルの一部として運用しています。
何時消されてもいいという認識で使用するのは美味しいメディアといえます。
実際、僕も存分にアメブロから見込み客は獲得できています。
しかし体系化されたメソッドや広まるビジネスモデルがない場合は非常に危険だと感じたほういいでしょう。
無料という美味しそうな言葉に乗っかって使用していると何時捨てられるかわからないというリスクがあります。
そういう他人のコントロール下にあるものに依存するのはとても危険だと認識してもいいタイミングだと思います。
あなたのアメブロに何があっても何時でも捨てられるように集客する仕組みを持っておく方がストレス無い健全なビジネスになっていくはずです。